いま、太陽光発電が
注目される理由
太陽光発電は、CO2排出量ゼロのクリーンなエネルギーとして注目を集めていましたが、 2011年の震災以降、電力不足を補う対策としても注目されはじめました。 次の4つがその主な理由です。
①東日本大震災から学んだ節電の大切さ
災害時の安心な備えに
福島県の原子力発電所事故以来、全国的な運転縮小と節電意識が高まっています。電気の供給を電力会社のみに依存せず、いざというときの備えにもなる自家発電装置の設置は暮らしを守る重要な手段として認識されはじめています。
②太陽光発電を推進する政府の取組み
政府推進の自然エネルギー
地球温室効果ガスの削減目標が京都議定書で定められました。それを受け、政府はさまざまな取り組みを行っています。
中でも、CO2を出さない太陽光発電を広めるために、2009年11月からは太陽光発電の売電価格を2倍に増やしたり、太陽光発電を導入する家庭に補助金を支給するなど、自然エネルギーへの転換策が強化されています。
③太陽光発電の投資効率が向上
製品寿命が延びたことで収入が増加
太陽光発電システムは、製品の寿命とされる20年では投資額が回収できないと言われていました。ところが科学技術の進歩でシステム自体の価格低下や発電能力の向上が成された上、売電価格の増額や補助金の支給などで投資額は10年~15年で回収できるようになりました。
電力買取制度に力を入れているドイツでは、銀行預金や国債の購入による利益よりも、太陽光発電を導入した方が利殖効果が高いという認識が一般国民の間にも広がり急速に普及しています。今後、日本でも同様の環境整備が行われると想定されています。
④エネルギー発生効率の改善
システム製造の効率化
かつては、太陽光発電システムを製造するためには、太陽光発電システムで生み出されるエネルギーよりも大きなエネルギーが必要だと考えられていました。
ところが近年では、太陽光発電システムを製造するために必要なエネルギーは、わずか2年程度のエネルギー消費で充足できるようになりました。このことが、今日の社会に大きな変化をもたらしたのです。